『強く雄々しくあれ』

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『強く雄々しくあれ』


『強く雄々しくあれ』


「わたしはモーセと共にいたように、あなたと共にいる。
  あなたを見放すことも、見捨てることもない。
強く、雄々しくあれ。」
(ヨシュア1:5~6)


 求められている強さは、ヨシュア自身の性格や能力や経験に基づく強さではありません。
その強さは、神への信頼の中にあります。
ある意味で、そこに蓄えられ、隠されています。
ヨシュア自身の弱さに関係なく、神は彼に求め続けます。


「強く、雄々しくあれ」

理由は一つです。


「わたしは・・・あなたと共にいる。
あなたを見放すことも、見捨てることもない」


実際、自分の弱さを知れば知るほどに、信頼すべき神をますます知って立ち上がるでしょう。

「弱い時にこそ強い」者です。


「モーセと共にいたように」と付け加えられています。
ヨシュアは、モーセの従者であり、若いころからいつもモーセのそばにいました。
そして、いろいろな試練の中で、
神が「人が友と語るように、顔と顔を合わせて」
モーセと語られる様子を見続けてきました。
(出エジプト33:11)

ヨシュアにとって「モーセと共にいたように」との言葉は、特別な意味を持ったにちがいありません。


 ヨシュアだけではなく、

「魂の牧者、監督者」であるキリストを知る私たちにとっても、特別な意味を持っています。
(第一ペトロ2:25)

セやヨシュアが神と近く親しい交わりをもって歩んだ以上に、
神と近く歩むことができると約束され、
そのように導かれてもいるからです。
(マタイ11:11)

ヨシュアに与えられた御言葉は、私たちにとっても、
そのとおりのもの、アーメンです。


「わたしはモーセと共にいたように、あなたと共にいる。
あなたを見放すことも、見捨てることもない。
強く、雄々しくあれ。」